【第2弾】ロボティクス関連の日系スタートアップ企業7選!
日本に存在するスタートアップ企業が約1万社の中から、厳正な審査で選ばれた企業だけが参加できる「J-Startup」という育成支援プログラムがあります。 経済産業省が推進し、革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供することを目指しています。 次回に引き続き、J-Startup認定企業の中からロボティクス関連のスタートアップ企業を7社ご紹介します。
1,炎重工株式会社
『食糧生産を自動化して、世界の飢えを解決する』ことをミッションに、“自動化”をキーワードとした新技術を用いて、新しい水産養殖の生産モデル構築を目指しています。
水中の自動化は「生体群制御™」(魚群等を誘導)を用いて、水上の自動化は自律移動する船舶ロボットを用いて、それぞれに適したデジタル化やリモートワークの促進を提案しています。
https://www.hmrc.co.jp/
2,株式会社ミューラボ
株式会社ミューラボは、2015年に福島大学発ベンチャーとして設立されました。
福島大学の独自技術である『立体カム機構』および『クラウン減速機』2つの要素技術を実用製品段階へ昇華し、その応用形態である『ロボットチャック』の開発・製造・販売をおこなっています。
ミリサイズの精密伝動機構は次世代ロボットを実現するために必須の技術であり、この技術で広く社会のロボット化を支えています。
http://mu-lab.com/
3,株式会社Mujin
産業用ロボット向けの共通プラットフォームである「知能ロボットコントローラ」を開発・販売しているベンチャー企業です。
従来のロボットは操作方法がメーカー毎に違う上、その設定の複雑性から、繰り返し作業の自動化には適しているものの、扱う対象物や周辺状況が変動するような場面では、導入が難しいとされていました。
Mujinはその課題をモーションプランニングという技術により解決し、これまで人力で行わざるを得なかった物流、製造現場における重労働や単純作業をロボットで自動化するソリューションを提供しています。
https://mujin.co.jp/
4,株式会社メルティンMMI
MELTINは、生体信号処理技術とロボット技術を利用した医療機器やアバターロボットなどの研究開発・事業化を通して、義体やBMI (Brain Machine Interface:脳と機械をつなぐインタフェース) に代表されるサイボーグ技術の実現を目指しています。
MELTINは、サイボーグ技術によって物理的な制約を取り払い、年齢や身体の状態によらず誰もが自分らしく活躍ができる世界を創ることをビジョンとして掲げています。
https://www.meltin.jp
5,ユカイ工学株式会社
ユカイ工学は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、様々な製品を開発・販売するロボティクスベンチャーです。
主な製品に、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」や脳波で動く「necomimi」、フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi3.0」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」、音声コミュニケーション開発キット「codama」などがあります。
また、より身近に“人に寄り添う“究極にエモい(エモーショナルな)“ロボットへ進化する次世代版『BOCCO emo』は2019年末のサービス開始を目指して開発を進めています。
https://www.ux-xu.com/
6,Rapyuta Robotics株式会社
アインシュタインを始め数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)からスピンオフした大学発ベンチャーです。
「ロボットを便利で身近に」をビジョンに掲げ、世界でも最先端の制御技術及び人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」の開発を行っています。
日本に本社を置き、主に大手事業会社様にロボットを活用した自動化ソリューションの提供を行っています。
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/
7,リンクウィズ株式会社
リンクウィズ株式会社は自律型ロボットシステムソフトウェアの開発・販売・技術コンサルティングを手掛けるグローバルベンチャーです。
産業用ロボットに3Dスキャナと三次元形状処理を組み込むことで、対象物を認識して動作を調整する、いわばロボットの頭脳となるソフトウェアを開発しています。
製品としては、対象ワークに応じてロボットが自らの動きを補正する『L-ROBOT』。目視を超える全数検査で不良品流出ゼロを実現するロボットシステム『L-QUALIFY』をラインアップしています。
https://linkwiz.co.jp/