【日本語面接練習サービス体験談】米国系SaaS企業へ転職したRichard Changさん
日本での就職活動をする際に、「履歴書や職務経歴書をちゃんと書けているか不安」という人は多いのではないでしょうか。 他にも、日本で暮らすことを考えると、色々と気になることがでてくると思います。
日本最大級の台湾人向け日本就職情報プラットフォーム『Worklife in Japan』では、そんな悩みを解決するために、オンライン相談サービスW Caféをローンチしました。
このサービスでは、日本での就職や暮らし、留学といった様々な相談に、日本で暮らす台湾人や日本人がおこたえします。
台湾発の人材事業グループYOURATORの傘下のキャリアコンサルティングサービスJobMentaは、W Caféを通じて、日本語での面接練習サービスや、履歴書・職務経歴書の添削サービスなどを提供しています。
今回は、サービスを利用して日本での転職を実現されたRichard Changさんに、サービスの感想についてうかがいました。
Richard Changさんが利用したサービスはこちら
【プロフィール】
Richard Changさん
台湾出身。国立政治大学商学部経営管理学科を卒業。在学中に、イギリス・アストン大学に半年間留学。兵役終了後、海外で働くという夢を実現するために、2017年アマゾンジャパンに入社。フルフィルメントセンターの出荷工程において、生産計画の策定や稼働率の管理に従事。2018年RPAテクノロジーズに入社。営業チームでの、直販営業やパートナー営業や、カスタマーサクセス部での、エンジニアリングチームの立ち上げメンバーとしての経験を経て、カスタマーサクセスマネージャーとして顧客エンゲージメントの向上に貢献した。日本での勤務が4年目となる2021年に、セールスフォースジャパンに転職。IT業界において、高い価値を提供できる人材を目指している。趣味は運動と映画鑑賞で、バスケとアクションムービーが特に好き。
Q:Changさんが、今回の転職活動に至ったきっかけを教えて下さい。
Changさん:今後日本で働き続けることを前提に考えたうえで、よりキャリアアップしたかったのと、自分がさらに力を付けたい領域で挑戦しようと思い、転職活動をしました。
Q:なぜ米国系SaaS企業に転職をしようと思ったのでしょうか。
Changさん:3つあります。1つ目は、会社のコアバリューの中で掲げている「カスタマーサクセス」という経営理念に深く共感したからです。
2つ目は、見込み、提案中、契約まで「一気通貫」で顧客情報を管理することだけでなく、お客様のニーズに応じてサービスをカスタマイズできることに魅力を感じたからです。
3つ目は、イノベーションを起こし続けられる会社で働きたいと思ったからです。私が販売するサービスは、年に数回バージョンアップするため、お客様が利用したい機能を実現させることが可能です。サービスを導入したら終わりではありません。
この企業であれば、サービスを通じて、お客様が抱える課題をより解決できると思い、転職を決めました。
Q:日本に移住する秘訣について教えて下さい。
Changさん:まずは、日本語と日本文化をしっかり勉強して、言語の壁を乗り越えることが重要です。特に会話力を高めるためには、積極的に日本人と会話をする機会を作って練習することが重要です。私は日本人の友人を作ったり、旅行中は日本人に話しかけたりするようにしています。
Q:日本でのこれまでの就職活動での困難と、その乗り越え方について教えて下さい。
Changさん:面接の準備は大変ですが、準備を万全にすることによって、当日どんな困難があったとしても対応できるようにしています。今回の面接の前には、4時間以上かけて台本を作成しました。その内容を自分で練習した上で、このサービスを利用して内容をブラッシュアップしてもらい、当日はできることはやり切った状態で面接に挑むことができました。
Q:日本語就職サポートサービスに申し込もうと思った理由を教えて下さい。
Changさん:在職中の転職活動では、準備時間が限られているため、準備時間が足りないと企業研究や面接の準備が不十分になりがちです。効率的かつ効果的に面接の準備をしたかったため、日本語就職サポートサービスに申し込みました。
Q:どのような内容で、何回サービスを利用したか教えて下さい。
Changさん:1次面接の際に、オンラインでの面接練習サービスを2回、最終面接の際に、オンラインでの面接練習サービスとプレゼン資料の修正サービスを1回ずつ、合計4回利用しました。
Q:日本語での面接に関するサポートはいかがでしたか?
Changさん:本番で面接を受ける前に、日本語での面接練習を受けて良かったと思います。自分の返答に文法ミスや説明が足りない部分があった部分を迅速に直してもらうことができ、日本語の間違いなどの心配がなくなりました。その結果、自信を持って面接を受けることができました。
Q:日本語での履歴書・職務経歴書に関するサポートはいかがでしたか?
Changさん:履歴書と職務経歴書を見ていただきました。誤字脱字のチェックはもちろん、内容に関するアドバイスもいただきました。応募企業に向けた最適な履歴書を作成することができました。
Q:日本語での面接資料に関するサポートはいかがでしたか?
Changさん:誤字脱字のチェックはもちろん、内容に関するアドバイスもいただきました。自分の強みの部分に関しては、より伝わりやすいように表現をブラッシュアップしていただきました。
Q:上記以外で、役に立った部分を教えて下さい。
Changさん: ひとつひとつの質問に、丁寧に、そしてスピード感をもって対応していただきました。説明していただく時も、わかりやすい日本語で教えていただきました。
Q:どんな人にこのサービスをおすすめしたいか教えて下さい。
Changさん:面接の際、自分のことをうまくアピールできるか心配な方や、見やすい履歴書になっているか心配な方におすすめします。
Q:Changさんが、内定した会社で今後取り組まれたいことについて教えて下さい。
Changさん:2つあります。1つ目は、顧客を巻き込み、プロジェクト後の自走を促すサービスの提供と新しい顧客体験の価値創造と社内プロセス変革です。2つ目は、これまでの営業経験を活かして、多くのお客様に最適なソリューションを届けるという仕事に注力したいです。
Q:日本で就職活動をしたい人に向けてのメッセージをお願いします。
Changさん:今まで自分がしてきたことに自信を持って、面接に挑みましょう。面接は、面接官に、自分のことをもっと知りたいと思わせるための場です。自分の魅力を存分に見せるために、まずは自分自身が面接の時間を楽しみましょう。自分が楽しいと思っていない時間を、相手が楽しいと思うことはありません。そのためにも、事前準備が重要です。準備不足は言い訳にはなりません。準備はコントロール可能なことなので、しっかり時間をとって行いましょう!