【日本就職】間違えやすい!「お疲れさまです」の使い分け

「お疲れさまです」は日本のビジネスシーンでよく使われる言葉です。 使いやすい一方で、注意しなければマナー違反になってしまう使い方がいくつかあります。 今回は、4つのポイントに分けて説明します。

Podcastはこちらからお聞きください。

 以下は、Podcastの台本です。

 

*******************

 

1,疲れへのねぎらいや、あいさつとしての「お疲れさまです」

「お疲れさまです」は、疲れている相手をねぎらう言葉です。また、会社などで先に帰る人が「先に失礼します」の代わりに使ったり、帰る人へのあいさつとしても使われたりします。

 

「お疲れさま」は、一般的には目下の人に使う言葉ですが、同じ会社の上司や先輩であれば、目上の人にも使えます。

社長や取締役といった、かなり上の立場の人に使うと、失礼な印象を与える可能性があるのでやめましょう。

 

たとえば、使えるシーンとしては次のような例があります。

・上司が営業から戻ってきた時に「お疲れさまです」と言う

・先輩社員が帰ろうとしている時にすれちがいざまに、「お疲れさまでした」と言う

・仕事を終えた部下に上司が「お疲れ様」と言う

※    仕事をして疲れている時に、それをねぎらう言葉として使われるため、朝出社してすぐの時などには使いません。

 

2,メールや電話の定型句としての「お疲れさまです」

「お疲れさまです」は、メールや電話でも使うことができます。

使える相手は、同僚や部下、同じ会社の上司や先輩に対してです。

 

たとえば、使えるシーンとしては次のような例があります。

・メールをする時に、「お疲れさまです。○○課の○○です」と書く

・社内で電話をする時に、「お疲れ様です。○○課の○○です」と伝える

※    話すときと同様に、社長や取締役などのかなり上の立場の人には使いません。

 

3,「お疲れさまです」は、社外の人やお客様には絶対に使用しない!

「お疲れさま」の注意するべきポイントは、社外の人にメールや電話をする際は、使ってはいけないということです。

特に、社外の目上の人やお客様などに対して「お疲れ様です」と言うことは失礼にあたります。

取引先であっても、「お疲れさまですと言われても気にしない」という人も多いですが、失礼だと思われる可能性を避けるためにも、「お世話になっております」「ありがとうございます」などを使うことがおすすめです。

 

メールや電話の場合も、同様のルールです。

たとえば、「お疲れさまです」以外に使える言葉としては次のような例があります。

 

・取引先に行った時に、「先日はありがとうございました」と伝える

・取引先に行った時に、「いつもお世話になっております」と伝える

・取引先へのメールの文頭で「いつもお世話になっております。○○社の○○です」と書く

・取引先へ電話をする時に、「いつもお世話になっております。○○社の○○です」と伝える

 

4,「お疲れさまです」の丁寧語は、「お疲れさまでございます」

「お疲れさまです」も丁寧ですが、より丁寧に言いたい場合は、「お疲れさまでございます」を使います。

「ございます」という表現は、「です」の丁寧な表現です。

仕事が終わったときや、過去の仕事について言う場合は、過去形で「お疲れ様でございました」ということも可能です。

「お疲れさまでございます」はより丁寧な表現ですが、社長や取締役、社外の人には使わないように気をつけましょう。Podcastはこちらからお聞きください。

 以下は、Podcastの台本です。

 

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1,疲れへのねぎらいや、あいさつとしての「お疲れさまです」

「お疲れさまです」は、疲れている相手をねぎらう言葉です。また、会社などで先に帰る人が「先に失礼します」の代わりに使ったり、帰る人へのあいさつとしても使われたりします。

 

「お疲れさま」は、一般的には目下の人に使う言葉ですが、同じ会社の上司や先輩であれば、目上の人にも使えます。

社長や取締役といった、かなり上の立場の人に使うと、失礼な印象を与える可能性があるのでやめましょう。

 

たとえば、使えるシーンとしては次のような例があります。

・上司が営業から戻ってきた時に「お疲れさまです」と言う

・先輩社員が帰ろうとしている時にすれちがいざまに、「お疲れさまでした」と言う

・仕事を終えた部下に上司が「お疲れ様」と言う

※    仕事をして疲れている時に、それをねぎらう言葉として使われるため、朝出社してすぐの時などには使いません。

 

2,メールや電話の定型句としての「お疲れさまです」

「お疲れさまです」は、メールや電話でも使うことができます。

使える相手は、同僚や部下、同じ会社の上司や先輩に対してです。

 

たとえば、使えるシーンとしては次のような例があります。

・メールをする時に、「お疲れさまです。○○課の○○です」と書く

・社内で電話をする時に、「お疲れ様です。○○課の○○です」と伝える

※    話すときと同様に、社長や取締役などのかなり上の立場の人には使いません。

 

3,「お疲れさまです」は、社外の人やお客様には絶対に使用しない!

「お疲れさま」の注意するべきポイントは、社外の人にメールや電話をする際は、使ってはいけないということです。

特に、社外の目上の人やお客様などに対して「お疲れ様です」と言うことは失礼にあたります。

取引先であっても、「お疲れさまですと言われても気にしない」という人も多いですが、失礼だと思われる可能性を避けるためにも、「お世話になっております」「ありがとうございます」などを使うことがおすすめです。

 

メールや電話の場合も、同様のルールです。

たとえば、「お疲れさまです」以外に使える言葉としては次のような例があります。

 

・取引先に行った時に、「先日はありがとうございました」と伝える

・取引先に行った時に、「いつもお世話になっております」と伝える

・取引先へのメールの文頭で「いつもお世話になっております。○○社の○○です」と書く

・取引先へ電話をする時に、「いつもお世話になっております。○○社の○○です」と伝える

 

4,「お疲れさまです」の丁寧語は、「お疲れさまでございます」

「お疲れさまです」も丁寧ですが、より丁寧に言いたい場合は、「お疲れさまでございます」を使います。

「ございます」という表現は、「です」の丁寧な表現です。

仕事が終わったときや、過去の仕事について言う場合は、過去形で「お疲れ様でございました」ということも可能です。

「お疲れさまでございます」はより丁寧な表現ですが、社長や取締役、社外の人には使わないように気をつけましょう。


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