台湾人と一緒に仕事をする秘訣。台湾人の仕事観と特徴は?

グローバル化が進む現在、積極的に外国人を採用する会社が多くなりました。その中でも台湾は日本とも地理的に近く、日本好きも多いといった理由から、日本企業で働く台湾人が年々増えています。 この記事では、台湾人の仕事文化・仕事観を6つご紹介します。台湾人採用、台湾進出を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

上下関係がフラット

台湾をはじめとする中国語をメインに使う中華圏は、敬語という概念がありません。そのため、言いたいことを率直に言い、上司や先輩に対しても友達のように接します。また、フランクな言語表現が日常的に使われています。例えば、社内での挨拶語は基本的に「嗨(Hi)」「哈囉(Hello)」、「掰掰(Bye Bye)」などの簡潔なものがメインです。


比較的にゆるい職場

管理職、業務職以外のスタッフはラフな服装で出勤する人が多めです。Tシャツ一枚にデニムパンツで出勤することは、台湾の職場では一般的です。また、職場では英語名やあだ名で呼び合う文化があります。そのため、自己紹介では「初めまして、陳と申します。エリックと呼んで下さい。」と英語名も含めて伝えます。


フットワークが軽い

日本では「報告」「連絡」「相談」というほうれんそう文化がありますが、台湾は「結果重視」という仕事観のため、仕事の進捗を逐一報告する文化がありません。そのため、台湾人と仕事する時は、どのタイミングで途中経過を報告してもらいたいのかをしっかり伝えておいた方がいいでしょう。あまり報告をしないメリットとしては、スピード感を持って仕事に取り組んでくれる点が挙げられます。


効率重視の仕事観

日本では、周囲と合わせるという協調性を重視する職場文化がありますが、台湾人は比較的素直に自分の意見を伝えます。また、日本人にとっては不思議かもしれませんが、台湾人はたとえ上司が残っていても、退勤時間になるとすぐに退勤することが一般的です。その代わりに、勤務時間内に仕事を完結するという効率性を重視します。


飲み会文化はない

日本では、親睦を深めるために得意先や同僚との飲み会がありますが、台湾人はプライベートを重視するので、飲み会が少なめです。たとえ上司からの誘いであっても、勤務時間外の飲み会に行きたくなければあっさり断ります。


転職をポジティブに考える

台湾では、「終身雇用」という概念があまりなく、新卒から定年までずっと同じ会社に勤め人はほどんどいません。また、日本企業のように会社に入ってから配属先が決まることがありません。そのため、スキルアップをしたい、職種や業界を変えたいという理由で転職をする人がとても多いです。転職することをポジティブに捉えているので、20代での平均勤続期間は約1年半、平均転職回数は3〜4回となっています。


まとめ

いかがでしたか?距離的には近い台湾であっても、職場文化や価値観はかなり違いますよね。仕事に対する姿勢は真面目ですが、文化の違いで考え方のすれ違いが生じるかもしれません。お互いの文化への認識や理解を深めることが、仕事効率の向上にもつながり、より良い働き方ができるはずです。


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